火おこしの達人になる!フェザースティックを作ろう。
フェザースティック
木の枝や薪の細くカットしたものを薄く削って着火剤にする方法を指します。
木に羽が生えたように薄く削ることからフェザースティックと言います。
木の枝をフェザースティックにすることによって圧倒的に火付きが良くなり、たとえ着火剤がなくともナイフ一本あれば火を起こすことができるのです。
ここまで作れるようになるには、木の質や方向性、力加減など練習が必要です。
火をつけるときはライターでも良いのですが、せっかくならメタルマッチを使ってみましょう。
メタルマッチとは金属製の火打石のようなもので、火花を散らし種火を作ります。
フェザースティックに火花を飛ばすと簡単に火がつきますよ。
いつもメタルマッチ(マグネシウム ファイヤースターター)は子どもたちに大人気です。
300円前後で購入できるので、1本持って置いても良いと思います。
フェザースティックの作り方
木目を気にしながら上から下に まず、薪を細くします。
手斧や太めのナイフを使って1cm四方位に細くしましょう。そして、削る方向は木目の太い方から細い方向に向かって、なるべく薄く削るようにします。 薄く削るには力を入れすぎないように削るのが良いでしょう。
初めは太くなりますが、感覚をつかむと力加減がわかってきますので、何度も何度も練習するのが大切です。
少し上級者向けの話になりますが、ナイフのブレード(刃)の形状も重要です。
一般的にアウトドアで使われるナイフのブレードは3種類に分けられています。
1、刃の部分のみが削られている“フォローグラインド”
2、刃の背から刃先にかけてまっすぐに削られている“フラットグラインド”
3、刃の背から刃先にかけて緩やかな曲線を描いている“コンベックスグラインド” フェザースティックを削る際は3番目のコンベックスグラインド(日本ではハマグリ刃と呼ばれています)が適していると言われていますので、コンベックスにグラインドされたナイフを選んでみてはいかがでしょうか。
さくランドのキャンプでは子供たちに「フェザースティック」を作ってもらうことがあります。
ナイフなど道具を使いこなせるようになっておくと良いと思います。
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