キャンプをしよう! テント選び
さくランドでは年に数回キャンプを楽しんでいます。
テントについて
テントの選び方
キャンプをやるにあたって「テント」は睡眠をとる為のいわばお部屋みたいなものです。ファミリーで使用する場合は、やはり大きめなテントが必要ですし、ソロキャンプなどはコンパクトにまとめられるテントが良いと思われます。
しかしソロといっても荷物を中に入れたりするので1人用よりは若干余裕のある2人用をおすすめします。
テントの種類と選び方
自分に合ったテントを選ぶのであれば、ある程度種類を把握しておくのが良いと思われます。
テントの中でもキャンプ用として初心者さんにおすすめなテントの種類を紹介します。
テントの構造
テントには1枚の壁で作られた
「シングルウォールテント」
と2枚の壁で作られた
「ダブルウォールテント」
があります。
シングルウォールテント
初心者向けのテントとしては単純な構造になっているシングルウォールテントが多いでしょう。
設営も簡単で軽量化されていて、レインフライと呼ばれるテントカバーが無い為簡単に作れます。しかし1枚の壁になっている為結露しやすかったり、テント内が蒸れやすく前室も無い為雨の日は不便です。
大雨などで浸水する場合もあります。
設営的には楽ですが、しっかりと1泊するキャンプには不向きと言えるでしょう。
ダブルウォールテント
登山用のテントからファミリーキャンプ用テントまで幅広く使われているテントです。キャンプ初心者であればとりあえずダブルウォールテントの中から選ぶのが良いでしょう。
インナーテントと呼ばれる室内と、それを覆うようにしてかぶせるレインフライを組み合わせて使用します。前室と呼ばれるスペースがあるテントもある為荷物を置くスペースにしたり大きいものだとリビングとしても使用出来ます。
テントの種類
① ドーム型テント
キャンプ用の種類の中で最も定番とも言えるドーム型テント収納がコンパクトで荷物を抑えたい人には重宝します。また設営するのにも場所を選ばずに設営できて形状的に比較的風に強いのが特徴です。コツを掴めれば簡単にできます。 しかし、デメリットとして、居住性に欠ける部分もあります。
構造上、半円形になる為体型が大きな方ですと圧迫感があり狭さを感じる方もいらっしゃるようです。 また、夏場はテント内が非常に暑くなる為、夏のキャンプメインの方はメッシュタイプのテントを選ぶと快適に過ごせます。また風など強い場合はロープをしっかりとペグで固定しましょう。
② ツールムテント・オールインワンテント
ドーム型テントにリビングスペースを追加したテントです。ドーム型テントなどについている小さな前室とは違い、屋根の付いた広々としたリビングスペースが確保出来るため雨のキャンプに対してもドーム型に比べて対応しやすいのが特徴です。またファミリーキャンプや、ドーム型で圧迫感を感じたりしてしまう方などは、こちらがおすすめです。コツさえ掴めば楽に設営できます。 しかし、デメリットとしてはやはり大きいだけあって収納時の状態もかなり大きくなり重量も重くなるということです。また初心者には設営が難しく感じてしまうという点があります。コツを掴むまでは設営時間もかかりそうです。
③ ツーリングテント
ツーリングテントはバイクや自転車などのソロのツーリングキャンプで使用するテントなので少人数用で比較的コンパクトにまとまるテントです。しかしツーリングだけに使用される訳ではなく山岳用やオートキャンプ用にも十分使えます。
山岳用は軽くて便利だが値段が高い、オートキャンプ用はちょっと多き過ぎてしまうかも!という方はツーリングテントを使ってみるのも良いでしょう。
番外:ワンタッチテント
簡易テントの中でも設営にかかる時間が短く、折り畳み傘のように数十秒で設営可能なワンタッチテント、かなり簡単に出来る為、テントを設営に自信のない初心者さんはこちらをおすすめします。
テント張りのコツは折り畳み傘が広げられたら出来ちゃいます。めちゃくちゃ簡単です。
テントを張るための場所選び
・注意点
テントを張る時場所選びは重要となります。簡単に設営出来ても場所選びを失敗すると折角良いテントを選んでも最悪な事態を巻き起こしてしまう可能性もあります。コツを覚え慣れてくれば大体の快適場所が分かるようになりますが、初心者のうちは注意して場所選びをして下さい。
1.窪みの場所ほ必ず避けましょう。
雨が降った場合雨がたまって浸水します。
2.木の下は雨も溜まらず直射日光から避けられるのでいいと思います。
ただし、根っこの無い場所を選んでなるべく平らな場所を選んで下さい。
3.河川敷・砂浜での場所でのキャンプは初心者の方は絶対にNGです。
急な豪雨の場合撤収しきれません。
やはり初心者向けの安全な場所は、整備されたキャンプ場をおすすめします。
またテントを張る為の方法・コツ・注意点ですが、設営準備時にフレームが簡単にスリーブの中で外れてしまう為コツをつかみさっと出来るように練習しましょう。
フレームの入れ方のコツは「押すように入れる」です。 もうひとつは、ペグダウン(ペグでロープを固定する方法)位置と順番均等に引っ張りながら力をかけていきシワを伸ばしましょう。またロープを地面に打ち込んで行く時もたるみが出ないようにしっかりと打ち込んでいきます。
ロープをしっかり打ち込んでいくときのコツは「60°~90°斜めにペグを打ち込んでいく」が最大のコツであり風にも強く安全です。また、フライシートとロープの結びがほどけないことが不可欠にもなりもやい結び(ロープワークの代表的な結び方)などを覚えておくのも良いですね。覚えて損はないロープワーク。
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